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ダイキチ☆デラックス〜音楽,本,映画のオススメ・レビュー

仮面ライダーV3対デストロン怪人

[監督]山田稔 [出演]宮内洋、小林昭二、小野ひずる 1973年

おおっと待ったぁ!仮面ライダーぶいすりゃあっ!

 良い子の皆さん、大きなお友達もお待たせしました!これぞ大傑作、ライダー映画の、いや、こども映画の金字塔、V3劇場版です!とにかく破格の面白さ!

 原子物理学者の沖田徹夫博士は、四国山脈の山奥で、幻の超放射能元素と言われた「サタンニウム」を発見した。それはウラニウムの数百倍の放射能を持つ特殊な鉱石だったが、この悪用を恐れた沖田は、東京への帰路でフェリーさんふらわあ(タイアップ)からサンプルの鉱石を海に捨てようとした。悪用を恐れるくらいならサンプルなんか持ってこなければいいのにと観客が思った直後、沖田は鉱石ごとデストロンの無人島基地に拉致されてしまう。ドクトルGは、サタンニウムの強力な放射能で罪もない囚人達を溶かして白骨にしてみせ、沖田博士に鉱脈の在処を教えろと迫っていた。囚人達が人体実験の餌食になったのも、沖田博士がサンプルなど持ち帰ってきたせいだが、それはさておき、風見志郎が釣り人姿で基地に潜入して大暴れ。その間に残りの囚人は皆殺し、無人島基地はロケ地の島の形が変わるほどの火薬量で木端微塵に爆破され、担当官庁に怒られてしまう。救出した沖田博士から、ドクトルGにデタラメにしては中途半端に正解に近い情報を教えたこと、本物の鉱脈の在処を記した地図は、四国松山のホテル奥道後(タイアップ)で専属ダンサーを務める妹ひろ子に託したことを聞いた風見だが、本作目玉の新怪人タイホウバッファローから何も映らないほどの火薬を使った砲撃を受け、海中に姿を消してしまう。あ、沖田博士は自業自得で死にました。

 風見を失った立花藤兵衛は、少年ライダー隊とともに、ひろ子のもとを訪ねた。折しもひろ子たちが歌謡ショーで「恋のメキシカンロック」で踊り狂っている最中、何故か正確な情報をつかんでいたデストロンが現れ、サタンニウムの地図を要求した。緊急時に呑気にショーを見ていた藤兵衛は慌てるが、そのとき生きていた風見が颯爽と登場。ホテル奥道後を舞台にやりたい放題大暴れし、デストロンを撃退する。そして、ひろ子から、鉱脈の地図を高知城に隠したことを知らされた一行は、何故そんなところに隠したのかともっともな疑問も抱かずに天守閣へ向かう。ここでも先回りして情報収集能力の高さを誇るデストロンが出現、天守閣を舞台に日本情緒あふれる戦いを繰り広げる。あんまりやりすぎると『007は二度死ぬ』ロケで姫路城を壊して怒られた二の舞を踏むことになるので、戦いは来島どっく工場内へ移動。ここでもタイホウバッファローの激しい砲撃を爆発事故と間違えられた近隣住民に警察に通報され、その隙にV3は姿を消す。V3の死を確信したドクトルGは「四国占領作戦」の完了を宣言。しかし、オーストラリアから帰国した仮面ライダー1号と2号、そして、やっぱり生きていたV3が出現。実は四国ロケに連れて行ってもらえなかったドクトルGは「仮面ラ〜イダ、三人まとめて片付けてやる!」と怒りを爆発、怪人軍団による大攻撃を開始した。

 あちこちで怒られたほどの半端ではない火薬量。左の写真を見ていただければ、現場の発狂具合がお分かりかと思いますが、これがオープニングのタイトルバックに過ぎないのだから、本編も推して知るべし。今では絶対実現不可能の大迫力を君も体感しよう!本郷猛と一文字隼人の出演が変身後の声だけだったとか,東映まんがまつりでの併映が『マジンガーZ対デビルマン』だったとか,なにかと贅沢な作品です。



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