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ダイキチ☆デラックス〜音楽,本,映画のオススメ・レビュー

聖闘士星矢 真紅の少年伝説

[監督]山内重保 [出演]古谷徹、潘恵子、神谷明、広川太一郎  1988年

君は小宇宙(コスモ)を感じたことがあるか?

 アテナの兄、伝説の太陽神フォェボス・アベルが突如復活。穢れた人類に嫌気の差していたアベルは、火山噴火や大洪水で大掃除してやろうとハッスルしていた。十二宮戦で死んだはずの双子座(ジェミニ)のサガ、蟹座(キャンサー)のデスマスク、山羊座(カプリコーン)のシュラ、水瓶座(アクエリアス)のカミュ、魚座(ピスケス)のアフロディーテたち黄金聖闘士も、アベルの力で大復活。そんな兄の元へ赴くアテナ・城戸沙織。アテナが神々の世界へ帰った以上、アテナの聖闘士は用済みってことで、星矢たちは不貞腐れてヤケ酒。実はアテナは、人類を守るためアベルの隙を突こうとしたのだが、返り討ちにあって極楽浄土へと魂を墜とされてしまう。ヤケ酒も醒めた星矢たちは、アテナを救うために聖域の禁断の地ディグニティヒルに乗り込むのだが、その前にハンパなく強いコロナの聖闘士たちが立ちふさがった!

 東映まんがまつりの枠を離れ、週刊少年ジャンプ創刊20周年記念企画として上映された劇場版第3作。上映時間も前2作の45分から70分に充実。黄金聖闘士の復活というイベントも、オリジナル作品でありながら、アテナに忠誠を誓っていたばかりにあっさり殺されるシュラとカミュ、甦っても悪辣非道なデスマスクとアフロディーテ、実は腹に一物のサガと原作のツボを踏まえた脚本は菅良幸の良い仕事。更に、ただでさえ豪華な声優陣に、コロナの聖闘士役でベテラン神谷明、森功至、古川登志夫が参戦。更に更に太陽神アベル役には超ベテラン広川太一郎を起用するという贅沢さ。ちなみに駄洒落なんか一言も言いません。これを超えるキャスティングは望んでも得られるものではありません。登場人物全員が超王道の二枚目声で迫ります。それぞれが必殺技を放つシーン(特に神谷明が裏返り気味の声で「バーニング・コロナ!」と叫ぶのが絶品)は、思わず一緒に叫びたくなること間違いなし。

 また、劇場版だけあって絵も素晴らしく美しく、さすが美少年キャラを描かせたら天下一品、キャラクターデザインと作画監督の荒木信吾の技が冴えています。当山ひとみという知らない人が歌う主題歌「YOU ARE MY REASON TO BE〜愛は瞳の中に〜」(80年代丸出しのタイトル)もグーよ。



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