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ダイキチ☆デラックス~音楽,本,映画のオススメ・レビュー

FLASH

THE HIGH-LOWS  2006年

脳の攪拌は体によくありません

 2005年に10年の活動にピリオドを打ってしまった↑THE HIGH-LOWS↓(ザ・ハイロウズ)のベスト盤です。惜しいなぁ、つくづく惜しい。THE BLUE HEARTS(ザ・ブルーハーツ)も10年で解散、その年にハイロウズ結成だったので、今回も、すぐ新バンドを結成するのでしょうか?もっとも、ブルーハーツとハイロウズの違いなんて私には分からないんですけれど。メンバーだって甲本ヒロトと真島昌利(ギター担当。バンダナ巻いてる人ね)がメインってのは同じだし、やってることにも大して違いはないですからね。だったら、どうして解散したり新しいバンドを立ち上げたりするのか、よく分からないんですが、早く復活して狂った歌を聞かせてほしいものです。

 しかし、ブルーハーツの頃から思ってたんですが、甲本ヒロトって人は、少々頭がイカレてるというか、あのジャンプはてんかんの発作じゃないかとか、入院加療が必要じゃないかというような感じが強くするのは私だけなのかしら?キャラとしては、裸の大将とかジミー大西に極めて近いような気がするんですけどねぇ。いや、まぁ、そういうところが魅力といえば魅力なんですけど、少なくとも(エレファントカシマシの宮本浩次とは別の意味で)トーク番組向きではないですね。ちなみに、俳優の甲本雅裕は実弟らしいですが、言われてみれば、なんとなく不気味な雰囲気が似ているような気もします。

 ところで、私なんぞがハイロウズのアルバムを紹介すると、多分、ものすごく意外な感じを受けられるんでしょうけれど、私だってロックくらい聞きますよ。RCサクセションだって聞いてましたもの。で、そのRCサクセション同様、ハイロウズも破壊力抜群でノリノリ、そして意外やメロディアスということで、とても良い曲が多いのです。食わず嫌いだと大損しますよ。バンドとしての重要性から言えばブルーハーツに軍配が上がるんでしょうけれど、曲ならハイロウズの方が好きなんだなぁ。ブルーハーツって「リンダリンダ」、「TRAIN-TRAIN」、「情熱の薔薇」くらいしか思い出せないもんなぁ。第二次バンドブームの御三家(あとの二つはTHE BOOMユニコーン)としては、いささかお粗末ではないかしら。

 このアルバムは、私がこよなく愛する「ミサイルマン」(♪ミジンコでも鯨でも生きてる奴が気に食わねぇ♪なんか食わせろ、そんなもんじゃねぇ♪って歌詞が最高でしょ!)も、『名探偵コナン』の主題歌だった「胸がドキドキ」も、『ゼブラーマン』の主題歌に使われた「日曜日よりの使者」もバッチリ入った徳用盤。「ズートロ」と「Happy Go Lucky」も入れてくれてりゃ完璧だったのに、そこはそれ、ベスト盤編集の際の「エケチット」って奴でしょうか。


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