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ダイキチ☆デラックス〜音楽,本,映画のオススメ・レビュー

テディ・チャールズ TEDDY CHARLES


 テディ・チャールズという人は、正直、あんまり楽しいアルバムを作る人じゃないですね。なんかこぉ、考えすぎみたいな印象があるわけです。もっと素直にノリノリでええやん、みたいなとこがありましてね。イマイチ好きなミュージシャンではないの、ごめんなさいね。あなたとは良いお友達で……なんて言われて、そのあと本当に「良いお友達」になった奴がいたらお目に掛かりたいね。男にしてみりゃ、そんな簡単に切り替えられないし、自然と離れていきますよね。女の方だって、離れるのが普通だろうし、「良いお友達」感覚で付き合われても、男としては困るというかムカつくというか、お前なめてんのか喧嘩売ってるのかって感じになりますわな。これだから告白というのは難しいねぇ。特に一目ぼれじゃなくて、ある程度付き合いがあってから告白するのは勇気が要りますわな……って何の話してたんでしたっけね?あ、そうそう、テディ・チャールズね。ヴァイブ好きだから買ってみたんですが、『New Directions』(1951〜1953年録音)にしろ、『Coolin’』(1957年録音)にしろ……なんか実験的というか音楽として楽しくないというか……。なんかねぇ……。『Coolin’』の方が、まだ聞きやすいかなぁ……。


 『THE TEDDY CHARLES TENTET』(1956年録音)にしても長いこと探していたのです。どうも、このアトランティック・レーベルという奴は恵まれない人生を歩んでいまして、国内盤は大昔に出たっきり、輸入盤でもない、中古に至っては一日違いで入手できず……これがまぁ、どうでもいいようなアルバムなら構いませんけれど、各種ガイド本に名盤だ名盤だと書いてあるのですから困ります。ヴァイブの名盤と聞いて、放っておけません。それがやっと謎のコレクタブル・レーベルから再発されたのです。凄いぞ、コレクタブル。その名に違わぬマニアックな再発ぶり。偉い。この調子でゲッツの『ザ・サウンド』とかテリー・ギブスの『ヴァイブス・オン・ベルベット』とかも出してくれ(間違っても紙ジャケットで出すなよ)。まぁ、それはさておき、確かにかっこいいジャケットです。でも中身は、やっぱりというかなんというか、テディ・チャールズらしい1枚でした。これだけ言えばお分かりでしょう?


 ですから、すいすい聞きたいのならベツレヘム盤の『ハンプに捧ぐ』(1958年録音)が一番いいと思うのです。変な前衛的実験精神なんか感じられずにすうっと入り込んできます。



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