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ダイキチ☆デラックス〜音楽,本,映画のオススメ・レビュー

レッド・ノーヴォ RED NORVO


 『MOVE!』(1950、51年録音)。国内盤が絶版なので、インターネットでわざわざ海外のレコード屋から買いました。思えばネットショッピングって奴をはじめて利用したのがこのときだった。それ以来、蟻地獄に引っかかった哀れな蟻のように日々金を失っていく私……ああ……。それはともかく、ガイド本で見たのに店に置いていないという悔しさを乗り越えて入手しただけに感動もひとしお。こういう場合はえてして期待値が高くなって実際に聞いたときの感動が薄くなるものですけれど、こいつは違ったね。期待に違わぬ素晴らしさ。何とも言えない楽しさ。ミンガスが入っていたって何もややこしいことはしていません。それにしてもタイトル曲「ムーヴ」はいい曲やねぇ。寺嶋靖国氏が名盤とは好きな曲を好きな楽器で聞けるものだ、と書いていましたが、まったくもって、そのとおり!


 なにしろ古い人なので、アルバムの数は少ないし、あっても録音はあまりよろしくない……あ、でもね、ジャズに限っては、ちょっと録音が悪いくらいの方が雰囲気出ていいと思うのよね。隣の部屋に置いたラジオ(AMで)から聞こえてくるような感じ、これこそジャズって感じなのですよ、俺的には。ジャズはノスタルジーですよ、やっぱり。というようなことで、『RED NORVO TRIO WITH JIMMY RANEY/RED MITCHELL』(1954年録音)。地味で古臭い雰囲気がたまらなくグーですね。グーって言い方もノスタルジーですね。でも、このタイトルおかしいぞ。トリオに2人が「with」しちゃったらクインテットやんけ。


 そしてノスタルジーと共に大切な要素は物悲しい雰囲気。『MUSIC TO LISTEN TO RED NORVO BY』(1957年録音)は、クラリネットとフルートが思いっきり物悲しくて良いです。ジャケットのイメージで聞くと裏切られますよ。



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