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ダイキチ☆デラックス~音楽,本,映画のオススメ・レビュー

マイク・マイニエリ MIKE MAINIERI


 『ブルース・オン・ジ・アザー・サイド』(1962年録音)。この人の名前はSTEPSというグループの一員だったということで知っていたのですが、以前に買った『STEPS AHEAD』というアルバムが、あんまり好みじゃなかったもので、ちょっと買うのを躊躇していたのです。一応これでもヴァイブならなんでもいいというわけではないのですよ。あんまり軽い演奏や、単なる飾り程度にしか使われてないものは好きじゃないのです。『STEPS AHEAD』は名盤の誉れ高いものなのですが、いささか軽すぎる気がしましてねぇ。そんなわけで、このアルバムもちょっと躊躇していたんですけれど、帯に「デビュー当時はれっきとしたストレート・ジャズ」って書いてあったし、「アーゴ/カデット超ウルトラお宝逸品シリーズ」だって言うし、お宝とか逸品とか限定販売とか言われたら弱いしなぁ、それに今まで買ったアーゴ作品には当たりが多かったし、それになんとなくジャケットも抑えた感じでいい感じなので、エイっとばかりに買ってみたら、これが当たりだったんですねぇ。実に素直な演奏で好感度アップです。これ、輸入盤だったら多分買っていないでしょうから、やっぱり国内盤は偉大ですね。それと、アーティストを1枚のアルバムだけで判断してはいけないという教訓も得ました。


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