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ダイキチ☆デラックス〜音楽,本,映画のオススメ・レビュー

ビル・ウェア BILL WARE


 エレキ・ヴァイブとエレキギターのデュオによる『サー・デューク』(1999年録音)です。そもそも私は基本的にデュオというのは好きではないんですよ。理由は簡単、単調だから。退屈でしょ、音が2種類しか聞こえないだなんて。だから名盤の誉れ高きビル・エヴァンスとジム・ホールの『アンダーカレント』も体が受け付けないんですよ。そんなわけだからして、ソロ・アルバムなんぞもってのほか。しかし、モンクの『ソロ・オン・ヴォーグ』という例外があるように、デュオでも例外的に「む!」と感じるものがあるわけでして、それがこのアルバムなのであります……というのは嘘で、単に「エレキ・ヴァイブって何?」という興味で買ってみました。もしも変な音がするようなものでも、エリントン集だから曲はしっかりしているし、聞くに耐えないということもなかろうと計算して買ったのです。で、エレキ・ヴァイブですが、変な音でもなきゃ珍しい音でもありませんでした。そういう意味では拍子抜けだったのですが、ギターとの絡み具合は十分気持ち良かったですよ。結局、例外的な美しいデュオ作品ということになりましたね。ちなみに,スティービー・ワンダーとは何の関係もありません。